重信メイに関してネット空間で頻繁に語られる論点には、事実と異なる大きな誤解や偏見が根強く残っています。調査報道の観点から、代表的な誤解を明確に是正します。
誤解1:重信メイ自身も日本赤軍のメンバーだったのか?
これは完全に事実に反します。彼女が生まれた1973年当時、日本赤軍はすでに組織化されていましたが、彼女自身は活動の意思決定やテロ作戦に一切関与していません。組織の幹部を母に持ったという生まれながらの環境に巻き込まれただけであり、本人に対する犯罪捜査や国際手配が出された事実も皆無です。
誤解2:日本国籍は特別扱いによって取得できたのか?
一部で「テロリストの娘に便宜が図られた」という憶測がありますが、手続きは極めて厳正な日本の国籍法と戸籍法に則って進められました。母・重信房子の勾留先でのDNA鑑定および認知手続き、現地での出生証明に代わる宣誓供述書など、膨大な法的証拠を積み上げた結果として適法に日本国籍が認められています。