東京地酒の最高峰「屋守」の真相|ジューシーな評判と特約店購入術

東京地酒の最高峰「屋守」の真相|ジューシーな評判と特約店購入術

東京地酒の最高峰「屋守」の真相|ジューシーな評判と特約店購入術に関する専門家の意見を分かりやすく解説いたします。

銘柄名である屋守の正しい読み方は「おくのかみ」です。一見すると爬虫類のヤモリ(守宮)を連想させ、ラベルにも愛らしいヤモリのアイコンがあしらわれていますが、その名には「家屋や酒蔵を守り抜く」という強い決意が込められています。蔵の屋根裏に住み着き、害虫から建物を守るヤモリのように、地域と酒造りの伝統を次世代へと繋ぐ守り神でありたいという願いがその原点にあります。

醸造元である豊島屋酒造は、慶長元年(1596年)に神田鎌倉河岸で創業した「豊島屋」をルーツに持ち、現在は武蔵野の大地が広がる東京都東村山市に蔵を構えています。富士山の伏流水である地下深層水を仕込み水に使い、伝統的な銘柄「金婚」などを手がけてきた同蔵において、2000年代初頭に若き蔵人たちの情熱によって誕生した挑戦的ブランドがこの「屋守」でした。

従来の東京地酒に多かったすっきりとした辛口路線とは一線を画し、「自分たちが本当に飲みたい、米の生命力とジューシーさに溢れる酒」を追求。全量無調整・無濾過を基本軸とした設計は、瞬く間に全国の地酒専門店や利き酒師の間で話題を呼び、東京を代表するモダンクラフト日本酒としての地位を確立しました。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。