30代から40代へと差し掛かると、男性の皮脂量は横ばいまたは微増する一方で、肌内部の水分量は急激に低下していきます。この「インナードライ」状態を放置すると、過剰な皮脂分泌が促されて加齢臭(2-ノネナール)やミドル脂臭(ジアセチル)の悪化を招くという悪循環に陥ります。
大人の男性がチェックすべきは、有効な薬用殺菌消臭成分と高保湿成分が両立しているかどうかです。殺菌成分のイソプロピルメチルフェノール(IPMP)やベンザルコニウム塩化物で雑菌の繁殖を抑えつつ、洗い流した後のバリア機能を支えるセラミド、アミノ酸、ヒアルロン酸が配合されている銘柄を選ぶのが賢明です。
また、洗い方にも年齢に合わせたアップデートが必要です。ナイロンタオルで力任せに擦ると、肌表面の角質層が傷ついて乾燥が一気に進行します。手のひらや柔らかい綿タオルを使い、たっぷりの泡を転がすように洗うだけでも、肌の水分蒸発を防いで清潔な肌質を保つことができます。