溶剤で叩き出しを行っても、うっすらと黄ばみや青黒い輪ジミが残ってしまうことがある。これは染料の超微粒子が繊維の隙間にごくわずかに残留しているサインだ。
この段階で威力を発揮するのが、酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)とぬるま湯を使った「つけ置きアプローチ」だ。40℃から50℃程度のぬるま湯に規定量の酸素系漂白剤をしっかり溶かし、衣類を30分から1時間ほど浸す。活性酸素の微細な泡が、溶剤では落としきれなかった色素の化学結合を根底から分解する。つけ置き後はそのまま通常通り洗濯機で洗い上げれば、元のクリアな白さが鮮やかによみがえる。