専門業者を呼ぶと数千円から1万円以上の出張・点検費用が発生しますが、利用者が自力で3分以内に解決できる代表例が「ガスメーターの遮断」と「軽微な配管凍結」です。手順を誤らなければ特別な工具なしに復旧が可能です。
ガスメーター復帰方法の具体的手順
屋外の壁面や共用廊下のパイプシャフト内に設置されているガスメーター(マイコンメーター)を確認してください。赤色LEDランプが点滅している場合、安全機能によりガスが遮断されています。
- 家の中のすべてのガス機器(給湯器リモコン、ガスコンロ、ファンヒーターなど)を停止し、器具のガス栓を閉める。
- ガスメーターの左上または中央にある復帰ボタンのキャップを手で左に回して外す。
- 復帰ボタンを奥までしっかり押し込み、ランプが点灯(または激しく点滅)したら手を離す。
- キャップを元通り締め、約3分間何も触らずに待機する。この間にメーター内部のマイコンがガス管全体の圧力を計測し、ガス漏れがないかを安全確認しています。
- 3分経過後、赤ランプの点滅が消えていれば正常にガスが開通しています。給湯器のリモコンを点け、お湯が出るか試してください。
給湯器冬場凍結の対処法と絶対にしてはならないNG行動
外気温が氷点下になる冬季、給水管は無事でも給湯側の銅配管が凍結することがあります。配管の凍結に対して、熱湯を直接かける行為は絶対に厳禁です。急激な温度変化(熱衝撃)によって配管や接合部のバルブが破裂し、敷地内が水浸しになる二次災害を引き起こします。
最も安全な対処法は「自然解凍を待つ」ことですが、急ぎの場合は給水・給湯配管のバルブ周囲に乾いたタオルや布を巻き付け、その上から30〜40℃程度の人肌のぬるま湯をゆっくりとかけ流します。配管から水が滴り落ちた後は、濡れたタオルを取り除き、乾いた布で水分を完全に拭き取ってください。水分が残っていると、夜間に再凍結して症状を悪化させる原因になります。