ネット検索で「由良海釣り公園 閉鎖 理由」と多く調べられている背景には、過去に中紀エリアを襲った自然災害の歴史があります。結論から言えば、かつて存在した大規模な「固定式釣り桟橋」は閉鎖・撤去されましたが、渡船を利用した「筏釣り」や周辺施設は現在も営業を継続しています。
閉鎖に至った最大の契機は、2018年(平成30年)の台風21号による甚大な被災です。記録的な高潮と猛烈な高波により、海上に張り巡らされていた釣台が壊滅的な損壊を受けました。復旧には莫大な公的資金と工期が必要となる試算が出たこと、さらに近年の維持管理コストの高騰が重なり、行政および運営側は固定桟橋の復旧を断念。桟橋エリアの廃止という苦渋の決断が下されました。
この経緯が「由良海釣り公園の完全閉鎖」という噂として一人歩きしてしまいましたが、現在は釣船・渡船業者による筏釣りサービスとして、魚影豊かな由良湾のポテンシャルを存分に体感できる体制が整えられています。