阪和線のダイヤ乱れで特に影響を受けやすいのが、大阪環状線と直通運転を行っている「関空快速」および「紀州路快速」です。阪和線内でトラブルが起きた場合、影響を環状線全体に波及させないため、JR西日本は即座に直通運転の中止(天王寺駅での折り返し運転)を実施します。
直通運転が打ち切られると、大阪駅や京橋駅から関空快速・紀州路快速に乗車して一本で和歌山や関西空港へ向かうことはできなくなります。この場合、まずは大阪環状線で天王寺駅まで移動し、天王寺駅の阪和線専用ホーム(1〜9番のりば)から始発で出る各駅停車や区間快速、あるいは区間運行を行っている快速列車へ乗り換える形になります。
さらに、日根野駅で行われる「関空快速」と「紀州路快速」の切り離し・併結作業の中止や、関西空港線内での折り返し運転への変更など、運行パターンが変則的になります。関西国際空港へ向かうフライトを控えている方は、直通運転の中止が発表された段階で、後述する南海電鉄の「ラピート」や「空港急行」へのルート変更を躊躇なく決断することが求められます。