名古屋市天白区の閑静な丘陵地に位置するキャンパスに足を踏み入れると、一般的な大学とは決定的に異なる空気が漂っている。学生数に対して圧倒的なスケールを誇る実験棟や、企業の研究開発拠点と見紛うばかりの解析装置群が整然と並ぶ。1学年の定員を絞り込んだ少人数制だからこそ、高額な最先端機器の操作権限が学生一人ひとりに潤沢に割り当てられる。
学費面での支援も特筆すべき点だ。トヨタ自動車による手厚い基金を背景に、私立大学でありながら国公立大学並み、あるいはそれ以下の実質負担で高度な教育を受けられる仕組みが整っている。金銭的な懸念にとらわれることなく、膨大な時間を試行錯誤に費やせる環境こそが、学生の技術的根性を養う土台となっている。