ロッキー青木が遺した強烈な個性と表現への情熱は、次の世代へと鮮烈に受け継がれた。現代のエンターテインメント産業において、彼の子どもたちが放つ存在感は圧倒的だ。
世界最高峰のDJとして君臨するスティーヴ・アオキは、年間数百本ものステージをこなし、観客にケーキを投げつける破格のパフォーマンスで世界中のフェスを熱狂させている。一方、異国情緒あふれる美貌で一世を風靡したデヴォン・アオキは、世界的スーパーモデルとしてトップメゾンのランウェイを席巻しただけでなく、映画『ワイルド・スピードX2』などの大ヒット作に出演し、カルト的な人気を不動のものにした。父から受け継いだ「観客を熱狂させるDNA」は、形を変えてカルチャーの最前線を牽引している。