コンビニやスーパーの棚を埋め尽くす「糖質ゼロ」「糖類ゼロ」の缶チューハイ。健康診断の数値を気にする層から絶大な支持を集めていますが、ここにも見逃せない落とし穴が潜んでいます。いわゆるチューハイ糖質ゼロの罠です。
まず押さえるべきは、酒税法および食品表示基準における「ゼロ表示」のカラクリです。糖質ゼロと謳っていても、100mlあたり0.5g未満であれば「ゼロ」と表記することが法的に認められています。さらに重要なのは、「糖質ゼロ=ゼロカロリー」ではないという事実です。アルコール度数7〜9%のストロング系糖質ゼロ缶(500ml)を飲むと、アルコールそのものの熱量だけで250〜300kcal近くに達します。
さらに近年、消化器内科や代謝内閣の臨床研究で指摘されているのが「人工甘味料(アセスルファムK、スクラロースなど)による味覚とインスリンへの影響」です。舌が強烈な甘みを感じているにもかかわらず血糖が血液に入ってこないため、脳が混乱し、後からより強い糖質や脂質を欲する代償性の食欲亢進が起きやすいと報告されています。安易に糖質ゼロチューハイを常用することは、長期的な体質改善において必ずしもプラスに働かないケースがあります。