浅瀬が広がるエリアは子どもたちの絶好の水遊び場となるが、渓谷特有のリスクに対する警戒を怠ってはならない。一見穏やかに見える川面でも、岩の下部や深みでは目に見えない巻き込み水流が発生している。特に小さな子どもを同伴する場合、国土交通省型式承認品のライフジャケット着用は必須条件だ。サンダルや素足での入水は転倒やケガの元となるため、グリップ力の高いマリンシューズを着用したい。
さらに、上流部での局地的な豪雨による急な増水にも細心の注意を払う必要がある。近年では、地域の自然と安全を熟知したエコツーリズム・ネイチャーガイドによる体験プログラムも導入され始めており、川の成り立ちや安全な歩き方をプロから学びながら楽しむスタイルが支持を集めている。ゴミの完全持ち帰りはもちろんのこと、直火でのバーベキュー禁止など、環境負荷を最小限に抑えるマナーの徹底がこの美しい清流を未来へとつなぐ。