Vp管とVu管の違いを徹底比較!肉厚・耐圧性と正しい選び方

Vp管とVu管の違いを徹底比較!肉厚・耐圧性と正しい選び方

Vp管とVu管の違いを徹底比較!肉厚・耐圧性と正しい選び方の基本情報から最新動向までを一挙に解説しました。

インターネット上のDIYコミュニティやQ&Aサイトで散見される誤った言説に、「VP管の方が肉厚で頑丈なのだから、排水配管もすべてVP管で作れば強くて安心だ」という考え方があります。しかし、これは配管工学的に大きな間違いです。

排水設備 配管 選び方における鉄則は、「内径の広さと段差の排除」です。同外径の配管で比較した場合、肉厚なVP管はVU管よりも内径が細くなります。例えば呼び径50の場合、内径はVP管が約51mm、VU管が約56.4mmとなり、流水断面積にして約20%近くVU管の方が広くなります。

自然流下させる排水配管では、内径が狭いと排水能力が低下し、汚物や油脂分が付着しやすくなります。さらに、排水継手(DV継手)は基本的にVP管の内径段差に合わせて作られており、VU継手はVU管に合わせて設計されています。これらを無秩序に混在させると、管と継手の接続部に微小な「内部段差」が生じ、そこにペーパーや固形物が引っかかって深刻な詰まりを誘発します。「頑丈だから」という短絡的な理由で排水にVP管を流用するのは逆効果です。

木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。