塩竈市魚市場の一般開放と見学実態!仲卸との違いや競り・食堂の歩き方

塩竈市魚市場の一般開放と見学実態!仲卸との違いや競り・食堂の歩き方

塩竈市魚市場の一般開放と見学実態!仲卸との違いや競り・食堂の歩き方に関する主要なデータを分かりやすく解説いたします。

ネット上の旅行ブログや口コミサイトで最も多く見受けられる誤謬が、「塩竈市魚市場」と「塩釜水産物仲卸市場」の混同です。これらは徒歩数分の至近距離に位置しながら、設立趣旨も運営組織もまったく異なる独立した施設です。

塩竈市が管轄する「塩竈市地方卸売市場」は、漁船が直接接岸して水揚げされた魚介を仲買人が買い付ける一次市場です。高度な衛生管理が施された近代的な建物内には、水産文化を学べる展示ブースや展望デッキ、直営の飲食店が配置されています。

一方で、近隣に広がる「塩釜水産物仲卸市場」は、仲卸業者約90店舗が軒を連ねるプロおよび一般消費者向けの卸・小売市場です。場内でご飯セットを購入し、各店舗で小分け販売されている刺身を買い集めて自作する名物塩竈魚市場マイ海鮮丼体験ができるのは、地方卸売市場ではなく、この塩釜水産物仲卸市場の方です。「魚市場の食堂へ行けばマイ海鮮丼が作れる」と思い込んで訪れ、現地で別の場所だと気付く観光客は後を絶ちません。両者の役割の違いをあらかじめ把握しておくことが、無駄な移動を避ける大原則となります。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。