公式ファンクラブである「NAGABUCHI TSUYOSHI CLUB」の存在は、プレミア化するチケット争奪戦において要となる。ツアーが発表された瞬間から、掲示板には各会場の抽選倍率を予測するスレッドが乱立し、どの都市が最も狙い目か、アリーナ席の配置はどうなるかといった議論が加熱する。
チケットぴあをはじめとする大手プレイガイドでの一般発売では、数分で完売ランプが灯ることも珍しくない。そのため、ファンクラブ先行の落選報告は掲示板上で深い共感と溜息を呼び、公式リセール制度や注釈付き指定席の販売情報が貴重な救済策として共有される。こうした切実なネットワークの形成もまた、長年のファン文化が生んだたくましい自律作用といえるだろう。