口を開けて寝る原因と治し方|朝の喉の痛み・口臭・歯並びリスクの真相

口を開けて寝る原因と治し方|朝の喉の痛み・口臭・歯並びリスクの真相

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就寝中に口が開いてしまう最大の弊害は、外気が加湿・ろ過されないままダイレクトに咽頭へ流れ込む点にあります。鼻腔には吸気を加温(約37℃)・加湿(湿度90%以上)し、異物を除去する高性能なフィルター機能が備わっています。しかし、口呼吸では乾燥した冷気が直接喉粘膜を直撃するため、朝起きると喉が痛いという急性・慢性の炎症反応を引き起こします。

さらに深刻なのが口腔内環境への打撃です。通常、就寝中は唾液の分泌量が日中の約10分の1に低下しますが、口が開いていると残されたわずかな唾液すら瞬時に蒸発します。唾液が持つ抗菌・殺菌作用や再石灰化作用が失われる結果、嫌気性細菌が爆発的に増殖し、寝起き 口臭 原因の約8割を占める揮発性硫黄化合物(VSC)が大量生成されます。

成人のみならず発育期においても影響は甚大です。舌が正しい位置(上顎の口蓋)から落ち込む「低位舌」が常態化すると、上顎骨の正常な側方拡大が阻害され、出っ歯や乱杭歯といった歯並び 悪影響 口呼吸の連鎖が進行します。顔面筋の弛緩と相まって顔全体が縦に伸びる「アデノイド顔貌」を形成するリスクも臨床現場で強く警告されています。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。