オオルリ(青瑠璃)のさえずりは、フルートのように澄んだ高音と、流れるような抑揚が魅力です。音程の高低差が豊かで、遠くまでよく通る声で鳴き響きます。
最大の音声的特徴は、滑らかで澄んだフレーズの合間や終盤に、突如として「ジジッ」「濁った擦過音」が挟み込まれる点にあります。一般的に野鳥のさえずりはクリアな音の連続になりがちですが、オオルリはこの濁音が入ることで、遠くで鳴いていても即座にオオルリであると判別できます。
古くから親しまれてきた「聞きなし(人間の言葉への当てはめ)」としては、以下のフレーズが有名です。
- 「ピピピッ、ジージークルリ、ポピーツリリー」
- 「ピピピッ、ジジッ」
- 「アオオオルリ(青大瑠璃)、ジジッ」
特に最初の「ピピピッ」という高音の予告音と、中盤に入る「ジジッ」のアクセントを耳が捉えられるようになれば、葉が生い茂る広葉樹の森でも迷わずオオルリの存在を特定できるようになります。