御朱印帳の貼り方と順番の真相|日付順や1ページ目の謎を徹底解明

御朱印帳の貼り方と順番の真相|日付順や1ページ目の謎を徹底解明

御朱印帳の貼り方と順番の真相|日付順や1ページ目の謎を徹底解明に関する専門家の意見を丁寧に解説いたします。

新しい御朱印帳を手に入れた際、社務所で「1ページ目は空けておきますか?」と尋ねられた経験を持つ参拝者は少なくありません。この御朱印帳の1ページ目を空ける理由には、日本の総氏神とされる伊勢神宮への特別な敬意が関係しています。

歴史的な背景として、伊勢神宮用ページを空けておく経緯は江戸時代の「お伊勢参り」の精神に由来します。庶民が生涯に一度の念願として伊勢を目指した歴史から、すべての神社の頂点に立つ伊勢神宮(皇大神宮・内宮、および豊受大神宮・外宮)の御朱印を巻頭にいただくべきだという慣習が生まれました。具体的には、見開き2ページを空けて右に外宮、左に内宮の朱印をいただくのが最上とされたのです。

しかし、これはあくまで参拝者側の敬意から生まれた民俗的慣習であり、神社本庁や伊勢神宮自身が「1ページ目を空けなければならない」と定めているわけではありません。伊勢神宮の広報室に確認したところ、「何ページ目に押印されるかによって神徳が変わることはございません。ご参拝いただいたご縁の順番でお受けいただいて結構です」という見解が示されています。

将来的に伊勢神宮へ参拝する具体的な予定がある場合は2ページ空けておく選択肢は粋ですが、近いうちに参拝する見込みがないにもかかわらず盲目的に空白を残す必要はありません。空けたまま数年間が経過し、空白を見るたびに後悔の念を抱く参拝者も多いため、自身の参拝計画に合わせて柔軟に判断してください。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。