心身ともに衰弱していた高須院長を暗闇から救い出したのが、漫画家の西原理恵子氏でした。2人の西原理恵子 馴れ初めは、西原氏が自身の連載作品内で高須クリニックのテレビCMをコミカルに取り上げたことがきっかけです。これを目にした院長がファンレターを送ったことで文通と交流が始まり、シヅ夫人の生前から友人としての親交がありました。
シヅ夫人を亡くし、生きる気力を失っていた院長に対し、西原氏は時にユーモアを交え、時に叱咤激励しながら寄り添い続けました。やがて2人はかけがえのない人生の伴侶となり、その日常はベストセラーコミックエッセイ『ダーリンは70歳』シリーズでも赤裸々に描かれています。
2026年現在も、全身がんを公表しながら精力的に活動を続ける高須院長を、西原氏は付かず離れずの絶妙な距離感で支え続けています。単なる男女の恋愛感情を超え、人生の酸いも甘いも噛み分けた表現者同士の深い魂の共鳴がそこには存在します。