プロ直伝!甘いかぼちゃの見分け方とスーパーで失敗しない選び方

プロ直伝!甘いかぼちゃの見分け方とスーパーで失敗しない選び方

プロ直伝!甘いかぼちゃの見分け方とスーパーで失敗しない選び方に関する主要なデータを分かりやすく解説いたします。

ネット上のコミュニティやSNS(X・知恵袋など)を調査すると、かぼちゃ選びに関する切実な失敗談が数多く投稿されています。「煮付けを作ったらサツマイモのようにパサパサだった」「水っぽくて味が全然染みず、スープのようになってしまった」といった声が毎年秋から冬にかけて頻発します。

こうした購入ギャップの背景について、首都圏の大手食品スーパーで青果主任を務める仕入れ担当者は次のように実情を明かします。

「お客様の多くは『皮の色が濃い緑色のもの』や『カット断面が黄色くみずみずしいもの』を選びがちですが、実はそれが落とし穴です。断面がみずみずしく水分が光っているカットかぼちゃは、まだ追熟不足でデンプンが糖に変わっていないか、収穫期が早すぎた未熟果のケースが珍しくありません。本当に甘いかぼちゃの切り口は、包丁の刃にネットリと吸い付くような粘りがあり、表面が粉を吹いたようにマットで濃いオレンジ色をしています」

また、売り場での回転率と陳列管理も味に直結します。カットかぼちゃは切り分けた瞬間から呼吸熱を発し、急激にワタの部分から酸化と糖分の消耗が始まります。陳列棚に長時間置かれてラップの内側に水滴が溜まっている個体は、果肉の締まりが失われて水っぽくなっている可能性が高いため、パック詰めされた直後の新しい陳列品を選ぶ意識が欠かせません。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。