メディア環境が激変するなか、彼女のトークコンテンツは配信プラットフォーム上でも新たな支持層を獲得している。民放公式テレビ配信サービスTVerやFODでの見逃し配信により、日曜の早朝にテレビをリアルタイムで見ることが難しい20代から30代の若年層が、彼女たちの会話にアクセスするようになったのだ。
倍速視聴や刺激の強いショート動画が溢れるデジタル空間において、『はやく起きた朝は…』のようなゆったりとしたテンポのトーク番組は、むしろ「最高のリラクゼーション」として機能している。「親世代の番組だと思っていたけれど、松居さんの飾らない言葉が平日の疲れに染みる」といった若い世代からの感想も目立つ。テクノロジーがどれほど進化しようとも、人間味溢れるリアルな言葉の力は決して色褪せないことを、彼女は証明してみせた。