ことの発端は、動画共有アプリのTikTokやX (旧Twitter)、さらにYouTubeなどのプラットフォームに投稿された短尺動画だった。個室の天井付近に設置された黒いドーム型機器やエアコン周辺のセンサーを指差し、「これが隠しカメラではないか」と指摘するコンテンツが瞬く間に数百万回再生を記録したのだ。
動画を見た多くのカラオケ利用客が「歌っている姿や私生活の会話が盗撮されているのでは」と不安を募らせた。しかし、現場を詳しく取材すると、カメラと誤解された機器の多くはエアコンの温度感知センサーや人感センサー、火災報知器、あるいはスピーカーの固定パーツであることが判明している。