うらりマルシェの魅力は、食材の仕入れだけに留まりません。現地を訪れた人々を魅了しているのが、港町ならではのテイクアウトスナックによる食べ歩きと、海を身近に体感できる海上アクティビティです。
「うらりマルシェ 食べ歩き」の代名詞として不動の人気を誇るのが、「三崎港 とろまん」です。ふっくらと蒸し上げられた中華まん風の生地を割ると、甘辛い特製タレでじっくりと煮込まれたマグロの尾の身やトロの餡が顔を出します。豚肉の中華まんと比較して後味が驚くほど軽やかでありながら、魚特有の力強い旨味とコクが口いっぱいに広がります。現地で蒸したてを頬張る観光客の列は、休日ともなれば途切れることがありません。
さらに見逃せないのが、揚げたての「まぐろコロッケ」やサクサクの「まぐろカツ串」です。注文を受けてから二度揚げしてくれる店舗もあり、外側のクリスピーな衣と柔らかなマグロ身のジューシーなコントラストは絶品。2階のデッキスペースに移動し、海風を感じながら三浦特産のクラフトビールや野菜ジェラートとともに味わうひとときは、まさに現地ならではの贅沢です。
食後のアクティビティとして圧倒的な稼働率を誇るのが、施設前の桟橋から出航する「水中観光船にじいろさかな号」です。半潜水式の観光船であり、デッキ上からは美しい城ヶ島大橋や三崎港のパノラマビューを堪能できます。船がポイントに到着すると、乗客は階段を降りて水面下の展望室へ移動。ガラス窓の向こうには、撒き餌に引き寄せられたメジナやスズメダイ、クロダイなどの魚群が乱舞し、天然の水族館さながらの迫力ある光景が目の前に広がります。
家族連れはもちろん、大人同士のグループでも歓声が上がる完成度であり、乗船時間約40分という手頃さも観光スケジュールに無理なく組み込める大きな強みとなっています。