「投票所入場券(ピンクや圧着ハガキの案内状)が届いていない、あるいは紛失したから投票できない」と諦めてしまう市民は少なくありません。横浜市選挙管理委員会の公式見解として、入場券はあくまで受付事務を円滑に進めるための整理券という位置づけであり、投票権そのものを証明する書類ではありません。
公職選挙法に基づき、有権者本人が当該区の選挙人名簿に正しく登録されていれば、入場券が手元に一切ない状態でも投票用紙の交付を受ける権利が保障されています。これが「横浜市の期日前投票に手ぶらで行ける理由」の法的な根拠です。
現場の受付フロアに足を踏み入れると、まず案内スタッフから「投票所入場券の有無」を尋ねられます。手ぶらの場合は、専用の受付記載台へ案内され、「期日前投票宣誓書」に必要事項を自書することになります。
宣誓書に記入する項目は極めてシンプルです。
- 氏名・生年月日(漢字およびフリガナ)
- 横浜市内の現住所
- 期日前投票を行う理由(「仕事・学業」「冠婚葬祭・旅行・レジャー」「病気・出産等」の選択肢から該当する番号に○をつける)
記入を終えた用紙を窓口に提出すると、係員が端末を用いて選挙人名簿と即座に照合します。本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証、健康保険証など)は法的に必須ではありませんが、照合作業のスピードアップや同姓同名の取り違え防止の観点から、提示できるよう持参しておくと確認が数分で完了します。