今回の盛り上がりは、突然降って湧いたものではない。天理市と福山市の接点は、実は大正・昭和の時代から続く文化や宗教、地域コミュニティの交流に端を発している。特に福山地区における天理教福山大教会をはじめとする活動拠点は、古くから地域福祉や災害支援、青少年育成の現場で深く根を張ってきた。
奈良の本部だけに依存せず、現地で生活を支える人々が地道に積み重ねてきた信頼関係。それが今、スポーツや地域活性化という新しい形をとって花開いている。歴史の糸が手繰り寄せられたかのように、次世代の若者たちがそのバトンを受け継いでいるのだ。