2020年3月、米倉さんは27年間所属した大手芸能事務所「オスカープロモーション」を退所し、個人事務所「Desafío(デサフィオ)」を設立して独立しました。「挑戦」を意味するスペイン語を冠した新会社でのスタートは、自身の体調管理と新たな挑戦を両立させるための大きな決断でした。
しかし、独立直後も病状の波は収まらず、2022年には急性腰痛症および仙腸関節障害による運動機能障害を併発。主演を務めるはずだった大作ミュージカル『CHICAGO』の降板を余儀なくされるなど、悔しい活動制限が続きました。
看板ドラマである『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』の続編制作に関しても、一部で「降板か」と取り沙汰されましたが、これは不仲やトラブルではなく、米倉さんの身体的負担を最優先に考慮した現場の判断でした。その後、適切な治療とリハビリを重ねた米倉さんは、徐々に現場へと復帰。痛みに耐えながらも自分らしい生き方を貫く姿勢は、同じ病に苦しむ多くの人々に勇気を与えています。