時計の針を1980年に戻してみよう。当時、ミノルタ(現・コニカミノルタ)の一眼レフカメラのテレビCMに起用された熊本大学の女子大生、宮崎美子。斉藤哲夫が歌う「いまのキミはピカピカに光って」のキャッチーなメロディに乗せ、木陰でTシャツとジーンズをはにかみながら脱ぎ捨てて青いビキニ姿になる彼女の姿は、一瞬で全国のお茶の間を虜にした。
健康的な色気と、どこか親しみやすい知性。瞬く間にスターダムへと駆け上がった彼女は、その後も本格派女優やクイズ番組の常連として芸能界の第一線で確固たるキャリアを築き上げていく。水着グラビアの世界からは長く遠ざかっていた彼女が、デビュー40周年の節目に再びビキニ姿を披露すると決断したとき、関係者の間には驚きと同時に確信めいた予感があったという。