ネット上の情報や掲示板では、旧行時代(関西アーバン銀行・近畿大阪銀行)の情報が更新されないまま混在し、誤解を生んでいるケースが散見されます。正しい事実を整理します。
第一の誤解は、「関西アーバン銀行の口座とりそな銀行の口座は同じように統合されたのか」という点です。関西アーバン銀行と近畿大阪銀行が合併して「関西みらい銀行」となったため、旧2行の口座は関西みらい銀行の口座として引き継がれています。一方、りそな銀行とは同一グループですが別会社であるため、口座自体の名義や支店番号が勝手に一本化されることはありません。両行にそれぞれ口座を保有することも可能です。
第二の盲点は、通帳発行にかかるコストです。現在、同行ではデジタル化の推進に伴い、紙の通帳を発行・継続利用する場合に通帳利用手数料(年間所定額)が設定されています(新規開設時や一部免除対象者を除く)。特別な理由がない限り、手数料が一切かからず過去の取引明細を無期限で閲覧できる「無通帳(アプリ口座)」を選択するのが最も賢明な運用法です。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
金融機関選びにおける「向き・不向き」の境界線は明快です。自身の生活圏と金融ニーズに照らし合わせて判断してください。
▼ 関西みらい銀行を選ぶべき人:
- 関西圏(大阪・滋賀・兵庫・京都等)に生活・勤務の拠点がある人
- 平日の15時以降や土日・休日に窓口で直接住宅ローンや資産運用の相談を行いたい人
- 大手都市銀行レベルの高機能なバンキングアプリで日々の入出金をスマートに管理したい人
- 手厚い疾病保障(団信特約)が付いた安心感の高い住宅ローンを組みたい人
- りそなグループのATMを関西〜首都圏で幅広く利用する機会がある人
▼ 慎重に検討・サブバンク運用に留めるべき人:
- 関西圏外への転勤や引っ越しが頻繁に発生する可能性がある人
- 条件達成なしで毎月10回以上の他行宛無料振込を求めるネット銀行ヘビーユーザー
- 紙の通帳に強くこだわり、維持コストを一切支払いたくない人