人生において良いことと悪いことが交互に訪れるように感じられるのは、世界が気まぐれに罰を与えたり褒美を配ったりしているからではありません。確率の自然な揺らぎと、人間の精緻な脳が紡ぎ出す意味付けのドラマが重なり合って生み出される体験です。
波が存在すること自体を否定したり、無理に平坦にしようとしたりする必要はありません。海に寄せる波のように、満ちる時があれば引く時もあるのが自然の摂理です。好調な時にはその勢いを活かして前進し、不調な時には船の手入れをして力を蓄える。事象そのものの吉凶に一喜一憂することなく、どんな波が来ても乗りこなせる「自分自身の舵取り」を磨き続けることこそが、最も確実な処方箋となります。 (出典: いい こと わるい こと(Yahoo!ニュース))