長年、日本の植物カルチャーを牽引してきた「日本多肉植物の会」の専門家や、テレビ番組『NHK趣味の園芸』の講師陣も、仕立て直し後の丁寧なアフターケアの重要性を強調している。胴切り後の株は、いわば大手術を受けた直後の状態だ。焦って肥料を与えたり、いきなり強い直射日光に当てたりすることは厳禁とされる。
新根がしっかり張り出すまでの約3〜4週間は、風通しの良さを第一に考慮した場所で静観する。水やりは、発根を確認してから鉢底から流れ出るまでたっぷりと与え、その後はしっかり土を乾燥させるメリハリが重要だ。専門家らは「植物の生きる力を信じ、慌てず観察すること」が復活への近道であると説く。