ヒエヒエの実は無敵に近い制圧力を持ちながらも、ロギア系特有の明確な弱点と運用上のリスクを抱えています。
第1の弱点は、氷が「固体」であるという点です。光(ピカピカの実)や雷(ゴロゴロの実)、ガス(ガスクラッシュ等の流動体)と異なり、相手の攻撃を透過させてやり過ごすことができません。覇気を纏った強打を受けた場合、氷の身体ごと砕かれて直接ダメージを受けるリスクが常に付きまといます。
第2の弱点は、極端な高熱と強力な振動に対する脆弱性です。白ひげの「グラグラの実」による振動攻撃を受けた際には、氷結による拘束が瞬時に粉砕され、内部からの破壊を許しました。また、強大な覇気を纏った相手に対しては、表面的な凍結を行っても内側から覇気を爆発させて脱出されるケース(ドフラミンゴやガープの例)が確認されています。
しかし、クザンは自らの能力の限界を熟知しており、氷が砕ける瞬間に自ら身体の形状を変えて致命傷を避けるなど、極めて高度な見聞色の覇気でこの弱点をカバーしています。