喜び組のメンバーとして活動できる期間は短く、多くは25歳前後を迎えると「引退(退役)」を余儀なくされます。指導者の身辺で最高機密に触れてきた存在であるため、一般社会にそのまま戻されることは決してありません。
引退時の措置として最も一般的なのが、朝鮮労働党の中堅幹部や護衛司令部所属の軍将校らとの「下賜結婚(政略結婚)」です。功績のあった幹部への褒賞としてあてがわれる側面を持ち、相手男性にとっても出世の足がかりとなるため、双方に拒否権のない縁組が行われます。
退役後も「終身秘密保持誓約書」への署名が義務付けられ、生涯にわたって国家保衛省による動向監視が継続します。自由な言論や移動の制限は解かれることなく、国家の秘密を抱えたまま静かに余生を送ることが求められます。