200系クラウンを語る上で避けて通れない最大の弱点が、内装と電装系に潜む持病です。日常使いの快適性を損なうだけでなく、走行不能に陥る重大なトラブルも潜んでいます。
内装面で最も悪名高いのが200系クラウンのダッシュボード割れです。先代の180系(ゼロクラウン)から続く素材特性の課題であり、紫外線や車内温度の上昇によって表皮素材の可塑剤が揮発し、表面がテカテカとベタついた後に無数のひび割れが発生します。特に助手席側のエアバッグ周辺やメーターフード付近に亀裂が入りやすく、新品ダッシュボードへのアッセンブリー交換には工賃込みで約10万〜15万円の出費を伴います。現在では専用のダッシュボードマットを敷くか、インテリアリペア専門店での補修で対処するオーナーが主流です。
電装系における最大の急所は200系クラウンのオルタネーター故障です。走行距離が10万kmから13万km前後に達した個体で突然の発電停止に見舞われるケースが相次いでいます。メーターパネルにバッテリー警告灯が点灯し、そのまま放置すると走行中にエンジンがストップする極めて危険なトラブルです。リビルト品を活用した交換費用は約5万〜8万円が目安となります。長距離ドライブ前の予防交換が強く推奨される代表的パーツです。