『血界戦線』の作者は、漫画家の内藤泰弘氏です。1967年4月8日生まれ、神奈川県横浜市出身。重厚かつ躍動感あふれる筆致、映画的なカメラワーク、そしてキャラクターが放つ強烈な美学によって、日本国内のみならず北米をはじめとする海外のアニメ・コミックファンからも絶大なリスペクトを受けています。
内藤氏の素顔やビジュアルについては、国内外のポップカルチャーイベントやメディア取材で頻繁に登場しており、トレードマークの眼鏡と口髭をたくわえたダンディで温厚な風貌で知られています。海外の大型アニメコンベンション(Anime ExpoやOtakonなど)にゲスト招待された際も、現地のファンと気さくに交流する姿がメディアで報道されてきました。自身の公式X(旧Twitter:@nightow)でも「作品の内容に関して直接お答えすることはありませんが、疑問を投げかけていただくのは刺激になる」と語るなど、読者との適度で誠実な距離感を保ち続けています。
内藤氏のキャリアを語る上で欠かせないのが、「元ハウスメーカー営業マン」という異色の経歴です。大学卒業後、一度は住宅メーカーに就職して営業職として実社会を経験。その後、漫画家への夢を追求するために退職し、同人誌活動や持ち込みを経てプロデビューを果たしました。組織の中で他者と折衝し、泥臭く汗を流したサラリーマン時代の経験は、クラウス・V・ラインヘルツをはじめとするライブラのメンバーが見せる「成熟した大人の倫理観」や「組織としてのプロ意識」の描写に色濃く反映されています。