背景にあるのは、2025年後半から急速に加速した生成AI市場の「第2波」だ。大容量かつ高速なデータ処理が求められるAI学習・推論用サーバーにおいて、高階層の3D NANDフラッシュメモリの需要が爆発。従来のHDDを代替する大容量SSDの需要が急増した。
四日市工場と北上工場で増産が進む第8世代・第9世代の「BiCS FLASH」は、利益率が劇的に改善。半導体市況の底打ちからわずか数四半期で、同社の営業キャッシュフローは過去最高レベルにまで急回復した。自社株買いを実行する財務的裏付けは、まさにこの圧倒的な本業の稼ぐ力に他ならない。