手作り射的で頻繁に発生する失敗が、「弾が当たっているのに的がビクともしない」、あるいは逆に「風圧やかすっただけで全部倒れてしまう」というミスマッチです。使用する発射ツールに応じた的のチューニングが不可欠となります。
定番の割り箸ゴム銃を使用する場合、輪ゴム1本の運動エネルギーはごくわずかです。そのため、的にはトイレットペーパー芯、薄手の工作用紙、紙コップなど、重量が10g未満の超軽量素材を採用します。自立させる際は底面の接地面積を小さくし、風で倒れないギリギリのバランスに設計するのがコツです。
一方、トイガンの代表格であるナーフ(NERF)や吸盤弾タイプのトイガンを使用する場合は注意が必要です。ナーフのスポンジ弾は初速が約15〜20m/sに達し、近距離では相応の衝撃力があります。軽量な紙コップでは弾がかすっただけで吹き飛んでしまうため、以下のような対策を施します。
- プラダン(プラスチック段ボール)やMDF材をカットして適度な重み(20〜40g程度)を持たせる。
- 的の底面に100均のスチールワッシャーやコインをテープで貼り付け、ウエイト(錘)として重心を下部に設定する。
- 吸盤弾を使用する場合は、的の表面に透明ビニールテープやクリアファイルを貼り、ツルツルの吸着面を確保する。