ガス抜き作業を行う際、最も避けるべき場所が「キッチン・浴室などの屋内」や「マンションのベランダ」です。スプレー缶のガス抜きをベランダで行う人は少なくありませんが、実はベランダは逃げ場のない引火トラップになりやすい危険ゾーンです。
スプレー缶に使われるLPGガスは空気より重いため、風通しが悪ければ床面や側壁の隅に濃縮して滞留します。その状態で、エアコンの室外機が稼働したり、給湯器の種火が点火したり、あるいは部屋に戻る際のサッシの静電気が飛んだりした瞬間、大爆発を引き起こします。
作業場所は必ず「火の気が一切なく、四方が開けた風通しの良い屋外(庭や空き地など)」を選んでください。風上を背にして立ち、衣服の静電気やスマートフォンの操作にも十分配慮した上で作業を進めることが鉄則です。