当館がファミリー層や若年層から絶大な支持を集める理由は、静的な展示鑑賞にとどまらない「圧倒的な身体性」にあります。館内には航空力学や宇宙科学の原理を直感的に体感できる装置が随所に配置されています。
その筆頭となるのが、フライトシミュレーター体験予約をめぐる運用です。本格的な操縦桿と大型ディスプレイを備えたシミュレーター体験は館内でも屈指の人気を誇ります。体験枠の確保は先着順の整理券配布や時間指定の予約制をとっており、休日の午後には当日枠が満席となるケースが珍しくありません。体験を確実に楽しむためには、開館時刻(9:00)に合わせて入場し、入館直後に体験受付コーナーで整理券を確保することが定石です。
また、東北地方の観光で課題となりやすい天候リスクに対して、当館は極めて強力な選択肢となります。青森県立三沢航空科学館の雨の日の楽しみ方として特筆すべきは、全天候型のアクティビティが館内だけで完結する点です。
月面重力を疑似体験できる装置や、宇宙探査機を模したインタラクティブ展示「プローブポッド」、さらには子供たちが身体を使って科学の仕組みを学べる体験工房など、雨風の強い悪天候時であっても屋内で数時間にわたり熱中できる環境が整っています。天候が崩れがちな季節であっても旅程が破綻しない点は、遠方からの旅行者にとっても絶大な安心材料と言えるでしょう。