作中ではロビンだけでなく、同じ瓦版を読んだ仲間たちも同様のリアクションを見せています。都でガマの油売りをしていたウソップ、大工の棟梁に弟子入りしていたフランキー、そして後に合流するゾロも例外ではありません。
しかし、読者の視線を集めたのは言うまでもなくロビンでした。ウソップの変顔やフランキーのリアクションは、普段のギャグパートでも見慣れた「お約束」として受け入れられます。対してロビンは、麦わらの一味の中でもナミと並ぶ二大美女枠であり、どんなボケに対しても一歩引いたポジションを維持してきたキャラクターです。
ページをめくると、まずフランキーの変顔、次にウソップの変顔、そして最後に大ゴマで「芸者姿のロビンの変顔」が炸裂するという三段オチの構成。落差を利用した演出の切れ味は凄まじく、読者の笑いと驚愕を限界まで引き上げました。