【危険】金融車とは?なぜ相場より格安なのか…乗ると後悔する衝撃の真相

【危険】金融車とは?なぜ相場より格安なのか…乗ると後悔する衝撃の真相

【危険】金融車とは?なぜ相場より格安なのか…乗ると後悔する衝撃の真相とはどんな影響があるのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

金融車とは、簡潔に言えば「ローンが完済されないまま、担保として裏ルートで転売・流通してしまった車」を指します。別名「ローン流れ車」や「質流れ車」とも呼ばれます。

車をオートローンや残価設定クレジットで購入した場合、ローンが完済されるまで車検証上の「所有者」はディーラーや信販会社・ローン会社の名義となります。購入者はあくまで「使用者」に過ぎず、ローン完済前に車を第三者へ勝手に売却・譲渡することは契約上固く禁じられています。

では、なぜそのような車が市場に出回るのでしょうか。背景にあるのは、資金繰りに困窮した前オーナーと闇金融(街金・個人間融資ブローカー)の存在です。

多重債務に陥り正規の金融機関から借入ができなくなった車所有者が、闇金業者に「車を担保にお金を融資する」と持ちかけられます。実質年利数百%に及ぶ違法な高金利によって返済が滞ると、闇金業者は担保として預かっていた車や合鍵、車検証一式を没収し、資金回収のためにオークションやアンダーグラウンドなブローカーを通じて第三者へ格安で売り払います。これが金融車の典型的な発生メカニズムです。

本来の中古車価格から大幅に値崩れしているのは、車両の品質が劣悪だからではありません。「法的な所有権が一切手に入らず、いつ手元から消えても文句が言えない危険な権利状態にある」という圧倒的な瑕疵(かし)が価格に織り込まれているからです。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。