ネット上の掲示板やSNSでは、「マルヤマクラスに停めたら予想外の請求が来た」「大型ミニバンで入ろうとしたら警告音が鳴った」といった困惑の投稿が散見されます。ここには、事前に把握しておくべき決定的な2つの落とし穴が存在します。
罠その1:当日最大料金が「設定されていない」危険性
多くのドライバーが都市部の大型商業施設に対して「平日なら1日上限1,000円くらいだろう」という先入観を抱きがちです。しかし、マルヤマクラスの駐車場には一般的な「当日最大料金」が設定されていません。無料サービスの最大3時間を超過した場合、以降は30分ごとに200円が青天井で加算され続けます。
例えば、午前11時に入庫し、3,000円分の買い物をして3時間無料を得たとしても、円山公園や裏参道エリアをゆっくり散策して18時に出庫した場合、超過分の4時間(8コマ分)で1,600円の追徴料金が発生します。買い物を一切しない状態で終日放置してしまうと、半日で3,000円近くまで跳ね上がるため、「駅直結だからパークアンドライドに使おう」という目論見は手痛い痛手となります。
罠その2:地下自走式の「車高制限2.1m」の壁
もう一つの物理的な障壁が車高制限2.1mです。一般的なセダンやコンパクトカー、ノーマルの軽自動車であれば問題ありませんが、近年増加しているアウトドア仕様のカスタム車両には厳戒態勢が必要です。
具体的には、トヨタのアルファードやヴェルファイア、日産エルグランド、三菱デリカD:5といった全高1.9m前後のLサイズミニバンに、ルーフキャリアやスキーラック、ルーフボックスを装着している場合、全高が2.15m〜2.2mを超えて接触事故を起こすリスクが跳ね上がります。スロープの傾斜部では車体が浮き上がるため、天井の配管やスプリンクラーに接触する危険すらあります。愛車の車高に少しでも不安がある場合は、無理に入庫ゲートへ進まず、地上平置きの周辺コインパーキングを選択するのが賢明な判断です。