iPhoneが手元にある場合、あるいはPCのブラウザからアクセスできる環境であれば、物理的なボタン操作を行うよりも「探す」機能を用いたネットワーク経由の消去が遥かに安全かつ確実です。このアプローチを取ることで、ペアリング解除と再設定の流れの途中でデータが破損するリスクを最小化できます。
iPhoneの「Watch」アプリを開き、「マイウォッチ」タブから「すべてのWatch」を選択。対象となる端末の右端にある情報アイコン(丸囲みの「i」)をタップして「Apple Watchとのペアリングを解除」を実行します。このとき、Apple IDパスワードの入力を正しく行えば、最新のヘルスケアデータや文字盤のカスタマイズ情報がiPhone側へ自動退避され、同時にアクティベーションロック解除方法としても完全に機能します。
もしiPhone自体が手元になく、別のPCやタブレットしかない場合は、ブラウザから「iCloud.com/find」にアクセスします。ログイン後、「すべてのデバイス」一覧から対象の時計を選択し、探すアプリから端末消去を実行。消去プロセスが完了した後に表示される「アカウントから削除」をクリックすることで、サーバー側の紐付けを完全に断ち切ることが可能です。
初期化が完了した端末の再設定では、watchOSのセットアップ画面をiPhoneのカメラでスキャンするだけで移行プロセスが起動します。「バックアップから復元」を選択すれば、失われたと思われたバイタルログやアプリ配置は、約15〜20分の同期通信を経て元の状態へとシームレスに蘇ります。