Q1:重曹がない場合、ベーキングパウダーで代用できますか?
A1:ベーキングパウダーでの代用はおすすめできません。ベーキングパウダーには重曹のほかに酸性剤やコーンスターチ(デンプン)が含まれており、煮汁が濁ったり粘りが出たりする上、アルカリ度合いが弱いため色止め効果が十分に得られません。重曹がない場合は、無理に代用品を使わず「粗塩(水1Lに対して小さじ2)」を用いた塩茹でを行ってください。
Q2:収穫後や購入後、アク抜きはいつ行うべきですか?
A2:可能な限り「手に入れた当日」に行ってください。ふきのとうは収穫直後から自身のエネルギーを使って成長を続け、時間とともにアクが強くなり、つぼみが開いて苦味がエグ味へと悪化します。すぐに料理しない場合でも、初日に下茹でと冷水浸漬まで済ませて水気を切り、保存容器に入れて冷蔵するか冷凍するのが風味を保つ最善策です。
Q3:アク抜き用の冷水にさらしている間、水は替えなくても大丈夫ですか?
A3:苦味をしっかり抜きたい場合は、途中で水を1〜2回替える必要があります。溶け出したアク成分が水中に飽和すると、それ以上アクが抜けにくくなるためです。特に苦味が強い大きめのふきのとうを処理する際は、ボウルに水を張って流水を少量ずつチョロチョロと流し続ける「掛け流し」を行うと、最も効率よく雑味を取り除くことができます。
Q4:ハウス栽培品と天然物のふきのとうで、アク抜きの方法は変えるべきですか?
A4:茹で時間と水晒しの時間を調整してください。1〜2月頃から出回るハウス栽培品やつぼみが固く閉じた小ぶりなものはアクが弱いため、「茹で時間1分+水晒し15分」で十分です。一方、3〜4月に雪解けの野山で採れる天然物や外葉が開き始めたものはポリフェノールも強いため、「茹で時間1分30秒〜2分+水晒し1〜2時間」と長めに取るのが失敗を防ぐコツです。