手持ちの音楽CD資産をプレイヤーに移したい場合や、ダイソーをはじめとする100円ショップで販売されている超低価格MP3プレイヤーを活用したい場合には、特有の段取りが求められます。
CDの楽曲を音楽プレイヤーに取り込む2つのアプローチ
CD音源を取り込む王道のルートは、パソコンの光学ドライブ(外付けを含む)と「Windows Media Player」または「Apple Music(旧iTunes)」を用いたリッピングです。取り込み設定でフォーマットを汎用性の高い「MP3(ビットレート256kbps〜320kbps推奨)」または音質劣化のない「FLAC」に指定してPC内に保存し、前述の転送手順でプレイヤーへ移動します。
「パソコンはないがCDを取り込みたい」という需要に対しては、アイ・オー・データ機器の「CDレコ」やバッファローの「ラクレコ」といったスマートフォン用CDレコーダーが有効な解決策となります。スマホにCD楽曲を直接吸い出した後、OTGケーブルやmicroSDカードを介して音楽プレイヤーへリダイレクト転送することで、PCを一切介さずにCD音源の移行が成立します。
ダイソー製MP3プレイヤーやmicroSD専用機の攻略ポイント
ダイソー等の量販店で手に入る500円前後のMP3プレイヤーは、内蔵メモリを持たず「外部microSDカードスロットのみ」という極めて割り切ったハードウェア構成になっています。このタイプの機器に曲を入れる場合、本体をパソコンに繋いでも機器が認識されないトラブルが頻発します。
もっとも確実な運用法は、音楽プレイヤー本体を経由せず、市販のSDカードリーダーライターを用いてパソコンやスマートフォンへmicroSDカードを直接挿入することです。カードのルートディレクトリ(最上位階層)に直接「.mp3」ファイルを配置します。格安機に搭載されている再生デコーダーは仕様が厳格であり、AAC(.m4a)やハイレゾ音源、特殊な可変ビットレート(VBR)のファイルはスキップされるため、固定ビットレート(CBR)の標準的なMP3ファイルを用意するのが再生成功の必須要件です。