なぜ、これほどまでに人々は外での勉強場所に飢えているのだろうか。答えはシンプルだ。誘惑が多すぎるからである。自宅にはテレビやベッドがあり、カフェには他人の話し声や食器の擦れ合う音が響く。集中力が途切れる要素を徹底的に排除した空間として、ホテルの客室が再評価されたのは必然の流れかもしれない。
スマホをフロントに預けるサービスを提供するホテルも登場した。デジタルデトックスと学習を掛け合わせることで、驚異的な生産性を生み出す仕組みだ。静寂を買う、という感覚が今の若者やビジネスパーソンに深く刺さっている。