献血基準の中で最も基本的でありながら、当日その場で引っかかりやすいのが体格と直前の体調管理です。採血によるめまいや血圧低下(血管迷走神経反応)を防ぐため、厳格な体重基準が設けられています。
採血区分ごとの体重基準は明確に定められており、200mL献血は男女ともに40kg以上、400mL献血は男性45kg以上・女性50kg以上が必要です。また、血小板や血漿を採取する成分献血では、男性45kg以上、女性40kg以上が下限ラインとなります。基準を満たしていても、直近で急激に体重が減少している場合などは問診で断られるケースがあります。
さらに見落とされがちなのが、当日の生活コンディションです。睡眠時間が4時間未満の場合や、朝食や昼食を抜いた空腹状態での来場は原則として採血ができません。血液を体外に出す行為は身体に一定の負荷をかけるため、バイタルサインが安定していない状態での採血は徹底して避けられます。