長年連れ添い、関係性も極めて良好であるにもかかわらず、なぜふたりは再婚(入籍)という選択肢を取らないのでしょうか。関係者の証言やこれまでの経緯から、再婚しない明確な理由が浮かび上がってきます。
最も大きな要因は、「お互いに離婚の痛みを経験していること」です。内田有紀さんは俳優の吉岡秀隆さんと、柏原崇さんはモデル・女優の畑野ひろ子さんと、それぞれ一度目の結婚で別れを経験しました。制度としての結婚が必ずしもふたりの永遠の幸せを保証するわけではないことを、身をもって知っている世代と言えます。
また、内田有紀さんはインタビューなどで「形式的な枠組みに囚われず、お互いを思いやる自立した関係」の大切さを語っています。婚姻届という法的な手続きを行わなくても、日々の対話と敬意があれば家族として成立するという確固たる人生観が、現在の事実婚というベストな距離感を生み出しています。