ブダペスト大会では、数字や記録を超えた数多くのヒューマンドラマが生まれ、SNS上でも世界的なトレンドを席巻しました。
オランダのフェムケ・ボル選手が見せた劇的なカムバックは、今大会最高のドラマの一つです。大会初日の混合4×400mリレー決勝で、ゴール直前に転倒し金メダルを逃す悲劇に見舞われながらも、女子400mハードルで圧倒的な金メダルを獲得。さらに最終日の女子4×400mリレー決勝では、アンカーとして残り数十メートルで猛烈な追い上げを見せて大逆転勝利を収め、世界中のファンを熱狂させました。
男子スプリントでは、アメリカのノア・ライルズ選手が100m(9秒83)、200m(19秒52)、4×100mリレーの3冠を達成。男子走り高跳びでは、イタリアのジャンマルコ・タンベリ選手が2m36を一発でクリアして優勝し、観客席に飛び込んでサポーターと歓喜を爆発させるなど、陸上競技のエンターテインメント性を極限まで高めました。
日本のネット上でも「#世界陸上」「#北口榛花」「#サニブラウン」が連日トレンド1位を独占。「6投目の大逆転で鳥肌が止まらない」「深夜に叫んでしまった」といった感動の声が溢れ、スポーツの持つ熱量が日本中を包み込みました。