彬子女王の学歴と研究者としての経歴は、極めて高い専門性に裏打ちされています。学習院大学文学部史学科を卒業後、英国オックスフォード大学マートン・カレッジへ留学。2010年に女性皇族として史上初となる博士号(D.Phil)を取得されました。
ご専門分野は「日本美術史」。特に19世紀後半から20世紀初頭にかけて西洋へ渡った日本美術コレクションの調査・研究に注力され、大英博物館に所蔵されるウィリアム・アンダーソン・コレクションの目録化など、学術的価値の極めて高い功績を残されています。
厳しい指導教官からの妥協なき論文指導に涙を流しながらも、膨大な一次史料と向き合い続けた日々の積み重ねが、現在の研究者・彬子女王の確固たる礎となっています。京都産業大学日本文化研究所での研究活動をはじめ、国内外の学会や展覧会監修など、専門知識を活かした学術貢献は今なお厚い信頼を得ています。