どんなに優れた製品を購入しても、敷き方が杜撰であれば効果は半減する。現場の知見を持つ整理収納アドバイザーたちが実践している、シートを長持ちさせて掃除を劇的にラクにするプロのテクニックを紹介しよう。
第一の鉄則は、敷く前の「完全脱脂」だ。古い汚れや油分が残ったまま新しいシートを敷くと、裏面に湿気が閉じ込められてカビの原因になる。アルコール製剤などで底板を徹底的に清掃し、完全に乾燥させてから敷き詰めることが欠かせない。
第二に、巻き癖をしっかり取ること。筒状に丸めて販売されているシートは、逆巻きにしてしばらく重石を置くか、ドライヤーの温風を軽く当てることで平坦に馴染む。端の浮きやズレが気になる場合は、底板を傷めない弱粘着の養生用両面テープを四隅に小さく貼るだけで、器具を出し入れしても一切動かない強固な作業面が完成する。