女優・清水富美加の実力を決定づけた極めつけの作品が、大ヒット漫画の実写化映画『東京喰種 トーキョーグール』だ。ヒロインの霧嶋董香(トーカ)役を演じるにあたり、長年大切にしていたロングヘアを30センチ以上もバッサリとカット。圧倒的な覚悟で撮影に挑んだエピソードは、ファンの間でも語り草となっている。
人が人を喰らう世界観を描くダークファンタジーの凄惨な描写の中で、彼女が見せた鋭い眼光とアクションパフォーマンスは観客を驚嘆させた。しかし、この作品の公開直前に出家騒動が勃発。作品が持つ強い世界観と役柄の苦悩、そして現実の彼女自身の葛藤が重なり合い、日本映画界における伝説的な一幕として記憶されることとなった。